K's SELF
'井川慶'本人からのメッセージをお伝えします。

2007/8/23

制球力が安定してきました from Scranton

8月16日のシラキュース・チーフス戦の登板結果は、6回2/3、7安打、6失点、8奪三振でした。

初回、2死から四球の走者を一塁に置き、4番打者に高めのチェンジアップを左翼席まで運ばれて先制されてしまいました。チェンジアップの精度を上げることは、このチームに来てからの課題の一つでした。それが高めに浮いて本塁打されたことは反省材料です。しかしすぐに気持ちを切り替えることができ、次の打者から三振を奪い、さらに2回、3回、4回と三者凡退で、いいテンポで投球ができました。

5回、2本のヒットの間にエラーも絡んで1失点し、さらに犠牲フライで追加点を許してしまいました。それでも、スライダーの調子がよかったことや、真っ直ぐのコントロールも思ったところに投げられたので、粘り強く一人一人アウトを取ってゆくことに集中しました。

6回にも2ランを打たれたものの、7回途中まで投げられ、最後の打者から三振を奪っていい形で終われたことは、次の試合につながると思っています。四球は初回の一つのみで、制球力が安定してきたことも、7回途中まで投げられたことの要因の一つです。今後も無駄なボール球を減らし、長いイニングを投げてチームに貢献していきたいです。