K's SELF
'井川慶'本人からのメッセージをお伝えします。

2012/9/24

治療に専念 from Osaka

9月14日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦の登板結果は、
1回、3安打、2失点、1奪三振でした。

左脇痛は小康状態で、なんとかマウンドに上がることはできました。
いま自分にできることを、全力でやらせてもらおうと、この試合に臨みました。
しかし、結果的には、いきなり初回にヒット3本で2失点してしまいました。

ヒット2つとエラーのランナーで、なおも1死満塁のピンチでしたが、
なにがなんでも2失点でこらえてゲームを作ろうという気持ちで、
ここをセカンドフライと三振で切り抜けました。

ですが、このイニングのピッチングから、自分を治療に専念させようと、
首脳陣が初回で降板という判断をしてくれました。
まだ初回でしたし、なんとかここから踏ん張ってゲームを作ることで、
味方打線の逆転を待つことができればと思っていたので、
交代は残念でしたし、チームに申\し訳ない気持ちでいっぱいでした。

このイニングを投げ終えて以降、ボールはまったく握っていません。
治療に専念させていただき、トレーニングも控えてプールでの運動に留めています。
左脇痛は徐々によくなってきています。
チームのために、試合に出たい思いはありますが、
いまから来季がもうスタートしていると考え、
悔しさを胸に留めつつ、いまは治療に専念していきたいです。

そんな中、訃報に接しました。
水戸商業高校時代の恩師である、水城高校野球部の橋本実監督がお亡くなりになりました。
また、長年個人トレーナーを務めてくださった、添田隆也トレーナーが急逝されました。
相次ぐ訃報に、まだ気持ちの整理がつきませんので、ファンのみなさまへのご報告は、
また次回以降とさせてください。